日本時間の9月20日、ついに大谷選手が偉業を通過しました。
あえて「通過」と記載したのは、50-50は彼にとって通過点だからです。
しかしながら、ベースボールにとっては間違いなく大きな一歩でしょう。
我々は、結果だけに目がいきがちであるが、そこに至る経緯にはたゆまない努力があることも忘れてはいけません。
大谷選手、本当におめでとうございます。
大きな偉業の裏にも心に残るシーンがありました。
50-50を達成した当日の対戦相手だったマーリンズ:シューメーカー監督のコメントです。
マーリンズ:シューメーカー監督
「選手たちが彼を恐れず勝負にいったことを誇りに思う。マーリンズにとっては悪い日でもベースボールにとって良い日だ。」
勝負から逃げない姿勢、チームだけでなくベースボール全体を捉えた視点・・・、過去・現在・未来の時間軸を踏まえて判断をできる素晴らしい人物です。
経営者にも自社だけでなく、業界全体を見て思考する知恵が必要だと考えます。
自社の利益だけを追及する行動は、業界全体の存続にも影響を及ぼしかねない結果を招くこともありえます。
商いには「3方喜し」という考え方があるが、この様な大局観を経営者には求められているのでしょう。
スポーツに限らず、素晴らしい人物の言葉からは学ぶべきことが沢山あります。